PeaceだったりHiLightだったり

instagramの画像なんかをもってきて、そこから話をふくらませたりします。

斉藤由貴の「卒業」

斉藤由貴さんの「卒業」は名曲なので今もときどき聴いています。

季節なんて名曲には関係ないですよね。

 

もしもまだこの曲を聴いたことがないという人がいたら、ぜひ今すぐに!

YoutubeまたはSpotifyまたはiTunesで、どうぞ聴いてください。

永遠の名曲という言葉が決して大げさではないことがご理解いただけると思います。

 

この動画はデビュー時に作られたものでしょうか?

斉藤由貴さんのかわいさが爆発しているのは置いておいて、この名曲を堪能してほしいと思います。 

 

Spotifyにもありました。よかった!

open.spotify.com

 とうぜんiTunesにもあります。

卒業

卒業

  • provided courtesy of iTunes

なんていう名曲なのだろう

素晴らしい歌詞は、オジさんになった今でも私の心に沁み入ります。

作詞は言わずと知れた松本隆さん。そして作曲は筒美京平さん。

 

「制服の胸のボタンを、、、」から始まる歌詞、子供の頃にはその良さが理解できていなかったと思います。

ただの高校生カップルの春のお別れの歌だろ?くらいにしか感じなかった。

 

ある程度の大人になって、ふと気づいたんです、あれ?この歌詞って?

高校生の男女(おそらく交際はそれほど深くない)が、卒業を機にそれぞれの道に進むことになる設定です。

彼の方は、大学進学なのでしょう、東京に行くことになっています。

そして彼女の方は、おそらく地元にとどまり、就職するのでしょうか、短大でしょうか。80年代です。

彼は進学と東京でテンションマックス、机にイニシャル彫ったり、彼女に「電話するぜ〜〜」とか言っている。

そして彼女はそれを、とても醒めた目で見ています。

醒めた目と言っても、舞い上がった男子に幻滅したり嫌いになっているわけじゃなくて、自分たちの境遇を、すごく冷静に受け止めているのですね。きっとニッコリ笑いながら彼を見ているのではないでしょうか。

そして「東京で変わっていくあなたの未来は縛れない」という必殺のラインです。このラインを聴くたびにため息が出ます。

おそらくこのセリフを、彼女は彼に言わないのでしょう。教室ではしゃいだり、席替えでドキドキしたり、駅まで黙って歩いて帰った日々の終わりを感じながらも。

サビの歌詞をここで引用します

ああ卒業式で泣かないと 冷たい人と言われそう

でももっと悲しい瞬間に 涙はとっておきたいの

 

ああ卒業しても友達ね それは嘘ではないけれど

でも過ぎる季節に流されて あえないことも知っている

もっと悲しい瞬間とは?

この部分を長年考えていました。彼に東京で新しい彼女ができる瞬間でしょうか、それとも二人が終わったことを言葉に出してしまうことでしょうか。

今もわかりません。

でも、彼女にとって、少なくとも卒業式よりも悲しい瞬間が近い将来に訪れることを予感しているのですね。

 太田裕美の「木綿のハンカチーフ」との違いは?

 松本隆さんによる名曲同士で、なんだか設定も似ている双生児のような曲だと感じています。

男がはしゃいで、女が冷静に受け止めているという設定も同じ。

でも「木綿のハンカチーフ」では、徐々に二人の心が離れていく(彼女の方は最初から最後まで冷静ですが、、)のに対し、「卒業」では最初から彼女の醒めた感覚が特徴的です。

歌詞を読み比べると本当に面白いです。

YUKIによるカバーも最高

 YUKIによるカバーも最高です、これも是非聴いて欲しい!

まるで自分の体験談のように歌い上げるYUKIさん、ものすごい歌手ですよね。

斉藤由貴さんとはまったく違う解釈でこの曲を歌っています。

斉藤由貴さんが「こっそり呟く」感じで歌うのに対し、YUKIさんは「何も隠すことはない」と、自分の心をストレートに伝えようとするような歌い方です。素晴らしい。

卒業

卒業

  • provided courtesy of iTunes

 白い炎も名曲よ

ところで、斉藤由貴といえば「卒業」の他には何と言っても「悲しみよこんにちわ」になると思うんですけど。

そこをあえて「白い炎」をオススメします

 これ、ベストテンとかでしょうか。口パクではなくではなく、ちゃんと歌っているようです。歩きながらなのに、歌はかなりしっかりしています。キーがレコードと違うかな?

こんな風にアイドルさんがドラマの撮影現場から中継で歌うっていうベストテン大好きだったな。。。。

open.spotify.com

ご存知の方も多いと思いますが、斉藤由貴さんが主演なさったテレビドラマ「スケバン刑事」のエンディングテーマでした。

私はこの「スケバン刑事」が大好きで、ホントに毎週観ていたんです、小学生だったのに。

この曲の悲しい感じ、自分の周囲にはいない年上の女性の世界を感じていたのかもしれません。

斉藤由貴さんの、キャピキャピしていない、大人しめなイメージと、「実は心の中では泣いているんだ」みたいな歌詞世界がピッタリだったのですね。

80年代風のディストーションリズムギターがなんだか懐かしいですね。