PeaceだったりHiLightだったり

instagramの画像なんかをもってきて、そこから話をふくらませたりします。

いちょう並木のセレナーデ

https://www.instagram.com/p/Bb88vG9AYOo/

#いちょうなみきのセレナーデ #紅葉🍁 #イチョウ秋も深まってきましたね。今年は例年に比べても紅葉が綺麗なように思えます。

 

原由子さんの傑作アルバム

私は原由子さんの「ミスヨコハマダルト」が大好きです。

https://www.instagram.com/p/BOPP7gGBUyC/

#原由子 #sas #missyokohamadult #vinyl #アナログ盤

Miss Yokohamadult Yuko Hara 2nd

Miss Yokohamadult Yuko Hara 2nd

  • 原 由子
  • J-Pop
  • ¥2241

楽曲の良さと、そしてなんといっても演奏の素晴らしさがその理由です。

って泣く子も黙るものすごいメンバーに、ところどころでサザンのメンバーが参加、またはソングライターとして斎藤誠さんが参加、ゲストシンガーに鮎川誠さんが参加!

一応バンド名は「Head Arrangers」のようですね。

演奏を聴いてるだけでも楽しい

豪華な演奏陣の、例えば村上ポン太さんのドラムに集中してきいていると、目を閉じればポン太さんが叩いている手足がそこに現れてくるような感覚があります。

ピアノの中西康晴さんもすごい。アルバムを通してずーっとキラキラしたピアノの音がなっている印象ですね。

一曲目の「夕方Friend」のイントロのピアノのアルペジオだけで「お〜」っていう感嘆の声をあげてしまいます(あ、私だけ?)!

ドラムスのビシビシとスネアやハイハットを叩く音、個人的には「ドラムの音が松田弘さんと全然異なる!」と、演奏者による音の違いというのを発見してしまったのがこのドラムスでした。音楽にハマる、その入口だったのかも。。。

ピアノかと思いきや唐突に流れ出すオルガンの音、きっとすごいテクニックを駆使した演奏でしょうに、聴いている方はただただ心地よいだけなんて、素敵じゃありませんか?

一曲ごとに、アウトロでフェードアウトするのが惜しくてたまらない、、、、このままこの演奏を10分でも20分でも続けて欲しい、、、という気になってしまうんですよね。

すごい演奏のなかでのびやかに歌う原さんが素敵!

冒頭からものすごい演奏の連発なのですが、その演奏をバックに歌う原さんのキュートなこと!アイドル顔負けのキュートボーカル、当時はまだ20代半ばの原さんがもう少し大人の女性目線で気だるく歌うボサノバ・ブルース、コブシを回した演歌など全編にわたって聴きどころ満載なアルバムです。

その中でも、今の時期、いや、いつの季節も私たちの心をとらえて離さない曲こそが「いちょう並木のセレナーデ」です

いちょう並木のセレナーデ

いちょう並木のセレナーデ

  • 原 由子
  • J-Pop
  • ¥255
 

思い出のキャンパス、過ぎ去りし日々への郷愁

いちょう並木のセレナーデは、楽しかった学生時代への思いを歌い綴った名曲です。

主人公の女性(もちろん原さん自身でしょう)は、淡い想いを寄せていた男性(言わずもがなの桑田佳祐)との様々な出来事を思い出しているようです。

  • 学食での告白?
  • 客内での待ち合わせ 
  • 男性は他に好きな女性が好き
  • ノートのコピーは自分の役割
  • 学祭は楽しかった
  • クラプトンのライブを2人で見た
  • 青学から横浜方面へ(おそらく)東横線で帰宅するあいだ、ずっと音楽の話ばかり
  • ネルシャツ

いちょう並木が色を変える頃、いつもこれを思い出すのですね。それにしても短い曲の中にエピソード満載だわー。こんな濃い学生時代を送れるなんて幸せですよね。

「こんな思い出1つもないぜ!」って思う人がこの世にどれだけいるんでしょう。

ライブ風の録音

アコギ数本の弾き語り、そしてライブレコーディングという形式が、バッチリハマっているという感じです。これがきちんとアレンジされて剛演奏陣がフルに演奏したら?きっと演奏の良さが際立って、ひとりの女子大学生の淡い想いという大事な部分が薄くなっていたかもしれませんね。

そしてライブレコーディングなので拍手や掛け声(もちろん桑田さんによる)がはいるのですが、それが「ちょっと外れた能天気さ」な感じなんですよね。これ、桑田さんが照れ隠しとして大げさに声を入れているのだと思うんです。

だってこの曲の作者は桑田さん。

ハラボーの自分への想い、みたいなのは、、、ストレートにやるのは照れちゃったんじゃあないかな?

思い切り盛り上げて、ちょっとでも照れかくしを、、、、、っていうのは深読みしすぎでしょうか。 

小沢健二さんによる同名異曲 

20年程前でしょうか?

桑田さんと小沢健二さんの対談というのがありまして(邦楽雑誌のWhat’s inとかだったと思う)、その中で、原さんは小沢さんの同名異曲のことをご存知だった、自分の曲を意識してくれているのかどうか、すごく知りたがっていた、と桑田さんが仰っていたと記憶しています。あぁ、雑誌を取っておけばよかった、、、

 

 アコギ、ハーモニカ、そして過ぎた日々への想い。どう考えてもオザケンからのリスペクトですね。素敵だ。ライブ録音、賑やかな合いの手って言う共通点もあります。さすが小沢健二さん、曲のキモは外しませんね!

そしてこの曲は名盤「LIFE」の中でも、そして小沢さんのライブの中でもとても重要な曲となっているし、とても人気の高い曲ですよね。

「今は忘れてしまった たくさんの話をした」

という歌詞が泣かせます。

変わったところではリリメグによる演奏

 リリー・フランキーさんと安めぐみさんによる、小沢健二さんの楽曲のカバーです。割りといい感じです。

2nd?Miss YOKOHAMADULT

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