PeaceだったりHiLightだったり

instagramの画像なんかをもってきて、そこから話をふくらませたりします。

「SEA SIDE WOMAN BLUES」こそシングルにすべきだったのではないかな

「SEA SIDE WOMAN BLUES」こそはシングルで「A面」にしてほしかったね

今日も元気に「海のOh Yeah!」を聴いています!

https://www.instagram.com/p/BmLQRFknfWE/

#southernallstars #海のohyeah #seasidewomanblues #電子狂の詩 Sea side woman bluesは90年代のサザンを代表するような名曲!個人的には電子狂じゃなくてこっちを「A面」扱いにして欲しかった😭でもそうなると電子狂は完全に忘れられた存在になりそうで、、、いやはや、名曲ですね!

レコードのジャケやiTunesのアイコンを見ればわかりますが、「SEA SIDE WOMAN BLUES」は「01MESSENGER〜電子狂の詩」のカップリング(B面)として発表されました。

(今回は「電子狂〜」も無事にシングルバージョンが収録されましたので、そちらはまた後日詳しく書きたいと思います)

 

いまも強く思いますが、「この曲がシングルのA面扱いだったら、、、世の中に与えたインパクトは大きかったのではないでしょうか。

唯一無二のサザン、誰も追いつけないサザン、無敵のサザンオールスターズ、という印象をさらに強めたのではないか、と考えちゃいますの。

SEA SIDE WOMAN BLUES

SEA SIDE WOMAN BLUES

  • provided courtesy of iTunes

 ムード歌謡?演歌?歌謡曲?湘南ソング?JPOP?

結局この曲をカテゴリ分けすると、どこに入れたらいいのでしょう?

無理やりジャンルに当てはめるなら、「大人の湘南ソング、ムード歌謡編」ってかんじでしょうか。無理がありすぎるだろ。

この曲の特徴は「マリンバ」と「スチールギター」になります。

ちなみにこの曲ではスチールギター小倉博和さんが演奏なさっているようで、、いやはや、なんでもできるんだね、小倉さん。すごい。

これはマリンバ
ナカノ スタンダードブローチ マリンバ ゴールド MM-80P/MR/G
 

でもマリンバ(ヴァイブ?)のクレジットはないみたいだから、シンセの音なのかな?

ヴァイブって言ったほうが適切?

こちらは和田弘さん。
スチール・ギター・パラダイス

スチール・ギター・パラダイス

  • アーティスト: 和田弘
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  • 発売日: 2008/09/05
  • メディア: CD
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 サザンファンには原さんの歌唱で有名ですね。この曲では実際に和田弘さんがスチールギターを演奏されています。すごいゲストだ。

愛して愛して愛しちゃったのよ

愛して愛して愛しちゃったのよ

  • 原 由子 & 稲村オーケストラ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

愛という字は真心で恋という字にゃ下心

このラインのインパクトの強さ!90年代のサザンの歌詞のなかでも最強なのでは?

大人の恋の話ですよ!子供は近寄らないで!!!

(そう言われて悔しくて「こっそり近寄る子供」ってすごくいいと思います)

惚れてふられた人の名を 酔ったふりして呼んでみた

あの日から大人になれなくて 独り身じゃ眠れない

 大人のラブソングですね〜。

悲しくて酔えないこともある 涙を浮かべた水割りのせいだよ

ビールじゃない、カクテルじゃない、水割りなんだ、それも涙を浮かべてるんだ

ひとり泣くんです。きっと真夜中に。さびしいじゃない。いや、これでいいんだ、とかいいながら。

夢とか希望とか世界平和とか、大きすぎて曖昧なものを歌うのではなく、こうして小ちゃい寂しさや恋しさを歌う方が普遍的な曲になる、という素晴らしい教科書のようなポップスではないでしょうか。

コーラスもムード歌謡風で素敵

こういう「ウィッウィ・ウー」なんてコーラスをつけるロックバンド、ほかにあるのかい?

高級バーとかラウンジじゃなくて、ちょっとB級なホステスのいる安いお酒の蒸し暑い地下の店舗なんかを想像しちゃいますね。

これがシングルになっていたら、またサザンのイメージは変わっていたか?

もしこの名曲がシングルで出ていたら、、、、すでにロックもフォークも歌謡曲も全部自分のフィールドに引き入れてきたサザンですから、一般的なイメージが変わったりすることはなかったはずですが、でも、サザンの「現役感覚」がそれを許さなかったのではないでしょうか。

これを出してれば、そりゃコアはファンは拍手喝采でライブも盛り上がるでしょう。でもそれは、「ファンに向けただけの曲を作るバンド、最前線から降りてしまったバンド」になってしまうことだったのかもしれません。

それなら、この曲はコアなファンのためにこっそりB面扱いにしておき、「電子狂」で勝負するべきという判断があったのでは、、、、ないでしょうか。ああ、完全にファンの妄想だ。何いってんだあたしは。

ということで、カラオケで何回も連続でこの曲を歌って嫌がられないように気をつけましょう。

おまけ

桑田さんのアイドル、前川清さんもカバーしておられます。

ナイスな歌唱!これも素敵!


前川 清/SEA SIDE WOMAN BLUES