「HOTEL PACIFIC」は松田弘さんのドラムがバシバシ決まっていて気持ちいい!
この名曲が「TSUNAMI」と同じ年にリリースされているなんて
「TSUNAMI」が1月、そしてこの「HOTEL PACIFIC」がリリースされたのが7月。
2000年代もサザンが無敵であることを知らしめた大名曲ですね。
混迷の90年代をくぐり抜け(それでもミリオンヒット連発でしたけれど)、20年近くの時間が経過しても全く色あせない曲がリリースされたのでした。
当時、「今年はシングルを3枚リリースする」という話があって、「TSUNAMI」を何度も聴きながら、次のシングルを今か今かと待っていたことを思い出します。
2000年は、秋から「音楽寅さん」で桑田さんを毎週観ることができてた年でもありましたね。いや、すごい楽しかったですよ、ホントに。これをリアルタイムで楽しめたってのは一つの財産ではないでしょうか。
曲の詳しい解説などはWikiに譲りましょう。
ゴールドディスク | |
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チャート最高順位 | |
でも週間ランキングでは2位止まりだったのは意外です。年間でも20位?そうなの?
まだまだ日本ではCDがたくさん売れていた時代ですね。他のアーティストもうれていたのでしょう。
と思って調べてみたら、1位はサザンの「TSUNAMI」っだし、2位は「桜坂」だし!
そしてまだまだモーニング娘。の時代でもあったわけですね。
その時代に20位、、、、、、、うーむ。
少なくともライブの定番という意味では、「TSUNAMI」よりも「パシフィック」のほうが定着しているわけで、私達もライブのたびに聴いているわけで、なんか変な逆転現象でもありますね。
冒頭は「勝手にシンドバッド」と同じコード進行
楽器を持っている人なら、何かとコード進行を探ってみたくなるものです。
私もこの曲のリリース当時、アコギでなんとか弾けるようにと努力していました。
むむむ、Emで始まって、、、、あれ、これってもしかして???シンドバッドと同じじゃない??
「茅ヶ崎」「桑田さんの少年時代」「パシフィックホテル」「歌謡曲の黄金時代」というキーワードからくる桑田さんの遊び心最高ですよね。
歌謡曲テイストのマイナーメロディー、絶対に日本人が好きなものだから、実は2010年代でもいろんなところで使用されている展開ともいえます。サザンの場合はデビューの頃からそれをやってきた訳であって、こういう曲をやらせたらサザン以上にハマるバンドなんて、そうはいませんよね。
前半を支配するのは、まるで歌っているかのようなフルートの音色
歌い出しあたりから歌メロの後ろで気になりすぎるほど歌いまくるのはフルートの音です。いいですね、これ。
「歌っている」というのがすごくぴったりな音色だと思いませんか?
ライブでは山本拓夫さんが、まるで修行僧のような、無欲な表情でフルートを演奏するところを観るのも楽しみの1つですよね。
ヒロシさんのドラムがバシバシ鳴っていて気持ちいいったらありゃしない
「シンドバッド」のようなディスコビートの曲、ヒロシさんがいちばん得意な曲調ですよね。「パシフィック」も、それに準じたような、シンバルやハイハットがビッシビシ鳴り響いていて、それがいちいちカッコよくて気持ちいいわけですね。
今回毎日iPhoneで聴きまくっていて気づいたのですが、、、、
みなさんも、ぜひヘッドフォンでちょっと大きめの音で、ドラムの音を追ってみてください。ヒロシさんのドラムセットが見えてくるような気がしませんか?
ライブでは、これまたいちいち素敵なダンサーの皆さんの素敵なダンス(もちろん桑田さんも踊る踊る)に魅せられて、そして客である私達も同じ振りで踊りまくるので、サザンの演奏の細かいところを、、、あまり気にしなかったりしますよね。
でもこうやってスタジオ音源で聴くときには、そういう楽しみ方をするのもいいと思います。
2018年リマスターの音になっているようですね。
リマスターのおかげでドラムの音も際立ったのかな???
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